昔話
野手浜の幽霊船のはなし
昔、近所(西浜)のじいさまが千葉テレビに出て語ってた話です。霧のかかった日に漁にでていると、正面から一艘の船が近づいてくるそうです。その船を避けようとすると、ぶつかって自分の船がカッパッチャウらしい。ぶつけるように進むとパッと船が消え、霧が晴れるそうです。困った話ですね。本物の船だったら、どうするんだろう。
次回は、新堀川の悲しい話を書きます。
多古の殿様の話
昔、多古に大変凡庸な殿様がいたそうな。ある日、殿様は家来を従え、田植えを見にいったそうな。農家の皆さんは、殿に「尻」を見せては失礼だろうと、殿を前方に見るように田植えをしたそうな。
殿は、一番仕事のはやい人に褒美をやることにし、一番先頭にいる人に褒美をあげたんだって。えらーい。人の上に立つ人ってそうでなきゃ。
そういえば、多古って昔は「多胡」だったんだって。「多湖輝」と関係があるかどうかは、わかりません。
多古のお姫さまの話
ある日、戦になり敵が城に攻めてきました。姫は大切な茶釜?を持って井戸に身を投げたそうな。その後、時が経ち、人々が姫の悲話を伝承しなくなった頃。国道29?号という道路がその場所を通ることになったそうな。あーコワイ。場所は言えません。山を崩した所みたいですね。工事も難航したらしいし。見通しが悪いカーブだし。でも、あそこは八日市場のような気がする。
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